放課後等デイサービススポーツひろばプレイスとはどんな施設?
スポーツひろばプレイスでは、集団療育を行っており、生活、あるいは学校生活における運動や学習・集団活動に困り感のあるお子様のための療育施設になっています。
2012年よりオープンし、現在まで延べ500名以上のお子様がスポーツひろばプレイスの療育を受けています。
プレイスでは、運動や学習支援を中心に行い、「できないことをできるようにさせる」をモットーにおいて、指導技術を日々研究した指導員たちが、一人ひとりに合わせて自立に必要な療育で能力開発を行っています。
プレイスの療育プログラムを受けることで、脳機能を改善し、QOLや集団活動の質を向上させることができます。
例えば学校の授業で、先生の指示が理解できるようになることで活動が円滑に行えるようになったり、集団活動を楽しいと感じられるようになったり、共感できる仲間や友達が増えていきます。
生活場面では忘れ物が減ったり、作業スピードが上がり、準備や片づけがスムーズにできるようになり、自分のことが自分でできるようになっていく結果も出ております。
療育結果
運動療育においても学校体育を習得できたり、学習面においても国語や算数に遅れのあるお子様が年齢相応の学力まで向上した例があります。
療育プログラム
このような療育を行い、「できた!」成功体験をつみ重ねていくことで自己肯定感を与え、『生きる力』を身につけさせていきます。
さらにプレイスでは、自立に必要な4つのことを以下に挙げています。
自立に必要な4つのこと
POINT生きる力の向上
人間の生きがいといわれる3つの中の一つに、『自分の能力を伸ばすこと』とあります。
プレイスでは、脳機能向上プログラムや運動・学習プログラムを通して、楽しいということだけではなく、できないことをできるようにさせることで、自己肯定感を高めていきます。
『生きる力』として、自分のことを好きになり信じられるようなることが重要と考え、さらに挑戦していくメンタルを向上させていくことができます。
POINT生活の質の向上
自立に必要なこととして、「自分のことは自分でできるようになる」ことが重要になります。
脳機能や運動機能を向上させることで基盤を作り、やり方を教えていくことで、手順や作業スピード、質を高め、Quality of Life(生活の質)の向上を行っていきます。
プレイスのプログラムではできるだけ自分で遂行できるように具体的に教えて促していき、できることをどんどん増やしていきます。
POINTコミュニケーション能力の向上
プレイスではコミュニケーションが難しいお子さまが多く通っています。
将来活きていくためには、言葉を使うコミュニケーションはもちろんのこと、言葉を使わない部分のコミュニケーションが特に重要とされています。
言葉を使わないコミュニケーションというのは、
例えば
・相手の気持ちを理解しようとする
・空気を察する
・相手の立場になって考えられる
・他人に優しくできる
などに必要な能力になります。
この非言語的コミュニケーションを身につけていき、共感的な心が芽生えることにより、達成感などをより味わうことができるようになり、生きる本当の楽しさを実感すると言われています。
プレイスではこの共感的な関わりができるようになることを目指し、集団の中にいて「楽しい」と感じられるコミュニケーション能力を身につけさせていきます。
POINT社会性の向上
社会に出で、集団の中で円滑に共存共生していくためには、最低限の社会性を育てていく必要があります。
運動や学習プログラムを通じて、一般的に必要な社会性を教えることで、健全に学べる環境を自分自身で作っていくことで、療育効果をさらに上げることができるようになります。
社会に出て自分の「居場所」を作るためにも、まずはプレイスの集団の中でさまざまな経験を積んでいくことで、社会性を身につけていくことができます。
スポーツひろばプレイスの特徴
科学的な根拠に基づいた対応
脳科学専門の大学教授や発達障害専門の小児科医師など、多くの専門家と研究を行い、15年以上も積み重ねた知識があります。
現在では多くの放課後等デイサービスの開業支援や保護者向けの特別支援セミナー、特別支援が必要とされる現場での指導や監修なども行っております。
主観的な対応ではなく、根拠のある統一された対応を行うことができます。
プロフェッショナルな指導技術
私たちスポーツひろばプレイスの療育指導員は、脳科学に基づいた具体的な指導の研修を600時間以上も費やし、筆記テストや子役をつけての模擬授業など、質と量のある研修を通過した指導員が療育を行っております。
教育技術を日々研究し、どのように教えるのかを日々研究。常時行われている模擬授業やプログラムのフィードバックにより、指導技術を高め続けている指導員が対応します。
このようなお子様が通っています
- 「放課後の一人の時間を持て余している」「運動が苦手」
- 「カラダを動かす場所がない」「カラダを動かす機会がない」
- 「コミュニケーションが苦手(友達が出来ない)」
- 「集団活動が苦手」「字がうまく書けない」
- 「漢字が覚えられない」「表が読めない」
- 「列をそろえられない(並ぶのが苦手)」「長時間座っていられない」
- 「力加減ができない(強くたたく、止められない)」
- 「お手伝いができるようにしてほしい」
- 「自分に自信がない」「自分が嫌い(自己肯定感が低い)」
スポーツひろばプレイスの変遷
2012年 | 放課後等デイサービス スポーツひろばプレイスの開設 |
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2012年11月 | スポーツひろばプレイス府中教室 設立 |
2013年11月 | スポーツひろばプレイス八王子教室 設立 |
2014年5月 | スポーツひろばプレイス高田馬場教室 設立 |
2019年 | 大阪エリアに出店 幼児から療育できる施設の児童発達支援『スポーツひろばプレイスキッズ』を開設 |
2019年5月 | スポーツひろばプレイス天神橋教室 設立 |
2022年1月 | スポーツひろばプレイスキッズ長柄教室 設立 |
2023年 | 埼玉エリアに出店 |
2023年1月 | スポーツひろばプレイスキッズ肥塚教室 設立 |
現在も各エリアで教室を拡大中
スポーツひろばプレイス統括責任者
2005年より発達障害専門のフリースクールで、小学生~大学生までのお子様を指導。専門教科は体育。
発達協調性運動障害や視覚認知機能について脳科学者や大学教授、小児科の医師などと研究会を行い、困り感の原因を研究。
脳機能に基づいた指導法を確立し、困り感のあるお子様をできるようにさせる指導を目指して指導技術を研究。
日本教育技術学会での研究発表や全国各地で発達障害支援セミナーなどで講師を務め、発達障害児やグレーゾーンのお子さまの困り感に配慮した指導方法を確立し、療育として行ってきた。
2012年にスポーツひろばプレイスを開設
『集団生活の中で生きる力を身につけさせる』ということを療育方針に掲げ、集団の中でどう自立していく力を身につけさせていくかを療育プログラムに反映し、運動を中心とした療育プログラムを開発して、現在の療育に至る。
延べ1000名以上の発達障害児やグレーゾーンの方と関わる。
プレイスを開業以来、放課後等デイサービスの指導員、保育士、学校教諭、保護者に対して研修や講演を数多く行い、指導や対応のアドバイスを行う。
全国各地で放課後等デイサービスの開業を希望する企業へ開業支援も行っていき、現在はプレイスモデルで行う事業所が全国各地150事業所にまで広がっている。